ごあいさつ
数年前、とある学生服の展示会に立ち寄りました。そこで私は、かつて企業に所属して手掛けていた10年以上前の学生服と比べ、今のものがあまり変化していないことに気付きました。
「カフェやレストランの制服はどんどんオシャレになっているのに、学生服は十数年前から変化が止まっているのはなぜだろう」。疑問を抱き、現状をリサーチしたところ、学生服は「学生が着たいもの」よりも、学校やPTAなどの意向を色濃く反映したものが選ばれ、制作されているということでした。
2010年8月に立ち上げた「Lucy Pop(ルーシーポップ)」ブランドは、「女の子たちは、もっとカワイイ制服を着て学校生活を楽しみたいと思っているのでは？」という思いを形に誕生しました。2011年、品川女子学院の生徒さんたちと共同制作したスクールリボンを商品化。現在まで、カワイイ！を愛する女の子たちとコラボレーションしたスクールリボンやスクールバッグなどの企画をはじめ、学校制服のプロデュース、アドバイザーとしても幅広く携わらせていただいております。制服やユニフォームの企画やお困りの際など、お気軽にご相談くだされば幸いです。
■神山 太 プロフィール
神山 太
株式会社響 代表取締役。
ユニフォームデザイナー／プロデューサー。
外食産業・アミューズメント・学生服・介護福祉・ソフトワーキング・
オフィスユニフォーム等のブランディング、
カタログの新商品開発等に携わるほか、制服のスペシャリストとして
多方面で講師・アドバイザーとして招聘されている。
エスモードでデザインを学び、百貨店外商部に入社し、
オリンピック（リレハンメル・アルベールビル・バルセロナ・長野）、
JR東日本・帝国ホテルなどのユニフォーム制作や、
学生服のブランド開発に携わる。
その後、サービス産業が主体のユニフォームアパレルに転職し、
ホテル・レストラン・アミューズメントスタッフなどの、
カタログ定番商品の開発と別注企画に従事する。
独立後はスポーツチームユニフォーム、ドラマ衣装デザイン、
スタイリストなど活動の幅を広げ、
2004年「株式会社M&K PLANNING」を設立。
2007年「株式会社 響」に社名変更。
2010年より制服ファッションブランド「Lucy Pop(ルーシーポップ)」を立ち上げ、
トップアイドルグループや雑誌・テレビ局などメディアへの衣装協力を積極的に行っている。
2011年には女子中高生を対象にした学校教育との提携事業として品川女子学院で
「リボンデザイン特別講座」を実施。
2012年からは経済産業省、総務省が掲げるクールジャパン政策により、
カワイイ代表の制服ファッションブランドとして海外出展を開始し、
「クールジャパンインドネシア（ジャカルタ／インドネシア）」
「BIG IN JAPAN（マニラ／フィリピン）」「JAPAN EXPO（パリ／フランス）」
「Kawaii in Manila(マニラ／フィリピン）」
「World Boutique Hong Kong(香港／中国)」、「Taipei IN Style(台北／台湾)」へ出展し、
日本の制服文化を伝え続けている。
群馬県前橋市生まれ。趣味は寺社仏閣巡り。
